■院長・理事長
細谷 剛(専門:糖尿病、甲状腺、内分泌疾患)



■糖尿病について

糖尿病は一般的に「生活習慣病」と言われるため、糖尿病患者は生活習慣が悪い人たち、と誤解されがちです。しかし、全く同じ生活をしていても糖尿病になる人とならない人がいます。つまり、糖尿病になりやすい体質となりにくい体質の人いるわけで、その体質事体は本人達に責任があるわけではないのです。しかも、その体質自体を治すことはできないので、糖尿病は「治療」と言わずに「血糖コントロール」という言葉を使います。血糖コントロールの中心になるのが食事療法や運動療法、つまり「生活習慣療法」となるわけです。生活習慣を変えるのは容易ではありません。しかもそれを続けていく必要があります。私は糖尿病とは「闘う病気」ではなく「付き合っていく病気」だと考えております。私も皆様と一緒に「付き合って」行きたいと考えております。